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18/7/23

7月前半の色彩ワーク【回転するコマで混色実験】

色を混ぜる混色にはいろんな方法があります。

色水
絵の具
粘土 などなど…

今回はコマを作成して高速で回すことで
目の中で混ぜるという実験を行いました。

混色実験には、色の三原色である赤青黄色を使用します。

今回はこの3色の折り紙に加えて
白・黒・銀色の計6色の折り紙を使いました。

まずは厚紙を丸く切ってから
折り紙で自由に飾り付けします。

折り紙を切り貼りしてもOK
切らずにそのまま大胆に貼ってもOK

折り紙の中に、銀色が入っているのがポイントです。
光る折り紙が入るとコマを回した時に、
更にキラキラ光っているように見えます。

デコレーションしたコマ2つとベンハムのコマに
爪楊枝を刺して固定したら完成です。

いよいよコマ回し大会です。

コマのように色を高速で回してじっと見ると、
早すぎるために脳がそれぞれの色を認識できず、
新しい色と捉えて混ざった色が見えてきます。

実際に回してみて見えた色を
48色の色どりカードの中から選んでもらいます。

同じピンクでもたくさんのピンクがあるので、
どのピンクに近いか判断するために
何度も何度も回してみて見極めます。

ここで「視る力」が養われます。
また、銀色をコマ全面に貼ったこの子は
回してみるとコマを覗き込んで見る自分の洋服の色が映って
コマの色になっていることに気づきました。

これも新たな発見と学びです。

ベンハムトップは白と黒のみで描かれたコマですが、
回転させると色がついて見えるという
不思議なコマです。

そしてその見える色は
人によって異なります。

これは実際に色がついているわけではなく、
目の錯覚で脳が色を付けているのです。

私たちの身体って面白いですね!

今回はどんな色ができるかは作ったこどもたち自身にも分からない、
実験スタイルの色彩ワークでした。

どうなるかな?
どうしてかな?
こうしてみたらどうなるだろう?

お子さんのこういった探究心は大事に育んでいきたいですね。

初めから答えを用意するのではなく、
「不思議だね。どうしてだろうね。」と共感しながら
探究心に寄り添い、
こども自らが学んでいく

これが後々、学校生活や社会において必要となる
学ぶ力の土台となります。

これを遊びながら身につけることができるのが
こども色彩知育教室です。

「こどもがのびのび賢く育つ♪」

まさにこれが、色彩知育の醍醐味です。

体験レッスンは随時受け付けております。
ご興味ある方はお問い合わせフォームより
お気軽にご連絡ください♪