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16/12/23

12月前半の色彩ワーク【反対の色で飾るクリスマスブーツ】

もうすぐこどもも大人も楽しみにしている
クリスマスがやって来ますね♡

クリスマスの時期は至る所でデコレーションやライトアップが見られ、
街中がカラフルに色づきます。

たくさんの色の中でも、クリスマスといえばやはり🔴赤と緑🟢

この2色は反対の色という組み合わせで、
色みの差が大きいため華やかで強い印象を残す効果があります。

鮮やかな色同士ですと派手でどぎつい印象にもなってしまいますが、
明るさや鮮やかさのトーンをを変えて組み合わせることで
印象をコントロールできます。

今回は反対の色を使って、
クリスマスブーツ(Christmas Stockings)を作りました。

まずは今回のテーマとなる色どりカード6色を、
6色の色相環のどの色に分類できるかを
こどもたちと確認しました。

すると全員一致で「黄色」と「紫」の
2グループに分かれました。

次にこの2色のグループが反対の位置にあることを確認し、
他にも、赤と緑・オレンジと青 という
反対色の組み合わせも見つけることができました。

今回は反対の色の中でも、黄色と紫という組み合わせがテーマとなります。

そのままの黄色ではなく、トーンを変えて「金色」のブーツに
数種類の「紫」の毛糸やリボンを穴に通して
自由に飾り付けしていくという内容の色彩ワーク。

黄色と金色は、
トーンが変化した同じ色のグループということを知ることで
自然とトーンの概念も学べます

材料を見せた瞬間から、こどもたちは早くやってみたくて
ウキウキワクワク!

真剣な眼差しで穴に毛糸やリボンを通して
それぞれ素敵なデザインでブーツが飾られていきます。

素材を穴に通すだけに限りません。

ブーツを飾るための引っ掛ける輪っかを加える
毛糸を2色ねじって螺旋状のデザインにする
ほつれた毛糸の繊維を生かす
クラゲの足のように毛糸を垂らす

こどもたちの発想の豊かさには、いつも驚かされます!

目的を持って工夫してデザインしたり
偶然生まれた形の変化を楽しんだり

反対色の組み合わせと素材の手触りを楽しみながら、
心の赴くままに素敵に飾り付けされたクリスマスブーツが
完成しました。

クリスマスデコレーションを見たり、
ツリーを飾り付けするのも楽しいですが、
自分で飾りを作るのも、またひとしお♡

色を楽しむことのできるクリスマスの時期にピッタリの
色彩ワークでした。

反対の色の組み合わせは、
実は私たちの生活の中にもさまざまな面で見られます。

看板
商品のパッケージ
企業ロゴ

たくさんの中から目を引くよう、効果的に使われています。
ぜひ探してみてくださいね!

こども色彩知育教室Ailesでは、随時体験レッスンを受付中です。
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