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24/7/23

こどもの自己肯定感について③ : 自己肯定感を高めるために、親ができること

前回の投稿では自己肯定感の高いと
お子さんにとってどのような利点があるかをお伝えしてきましたが、
今回は親として、お子さんの自己肯定感を高めるためにできることを
お伝えしたいと思います。

自己肯定感はこどもが成長する中で経験したことに大きな影響を受けます。

「自分は大切な存在なんだ」「自分は自分のままでいいんだ」と
感じた経験が多ければ多いほど、自己肯定感は高まります。

特に幼児期は様々な刺激を受けて吸収し、
個性や性格の基礎が形成される非常に大切な時期。

その時期に多くの時間を共に過ごす親からの言葉がけや用意される環境が、
自己肯定感の高さを左右します。

では親は、家庭でどのようなことを心がけると良いのでしょうか。

・こどもに適切な挑戦と成長の機会を与える
・こどもの取り組みや成果を認め、ありのまま受け止める言葉をかける
・こどもが失敗や困難を経験した場合も、気持ちに寄り添いサポートする
・こどもに自分自身を表現する機会を与える
・こどもの意見やアイデアを尊重する

どれも心がけ次第ですぐに取り入れられる内容ばかりですね。

また、こどものためにと思って行っている言動が
逆にこどもの自己肯定感を低くしてしまっている場合もあるので
以下の内容には注意してみてください。

こどもがやりたいと思った気持ちや行った過程に目を向けず、結果だけ見て褒める

できた時・いい結果の時だけ褒められるという経験を重ねると、
こどもは結果主義で物事を捉えるようになり、
良い結果が伴わない時は自分に価値を感じられなくなり
自己肯定感を高めることができません。

こどもの行動を大人が何でも決める

こどもが失敗しないように・傷つかないようにとの思いから、
いつまでも大人がこどもの行動を決めてしまうと、
自分の意見は尊重されないという感覚を生み、
自己肯定感が下がることに繋がってしまいます。

大人になってから困らないようにと、厳しくしつける

厳しくしつける態度の中に
こどもを尊重する気持ちや優しさが感じられなければ、
こどもは自分の存在自体を否定されていると感じてしまいます。

目まぐるしく変わるこれからの時代を
のびのびと幸せに生きる力を育むためには、
お子さんが小さなうちから自己肯定感を高める関わり方を
意識してあげたいですよね。

次回はこども色彩知育教室では
どのように自己肯定感を高めることができるのかを
お伝えしたいと思います。

体験レッスンは随時受け付けております。
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください♪