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22/7/23

こどもの自己肯定感について① : 自己肯定感ってそもそも何?

自己肯定感という言葉、
いろいろな場所で聴かれるようになりましたね。

自己肯定感ってそもそも何?
どうやったら高くなるの?
高いと何がいいの?

数値で表すことのできない曖昧な感覚だからこそ、
様々な疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

今回から4回に分けて、
お子さんの自己肯定感の育み方についてお伝えしたいと思います。

1回目はまず、自己肯定感とは何かを
詳しくお伝えしたいと思います。

自己肯定感とは、「自分の存在を肯定できる感覚」のことです。

別の言葉で言い換えると、

「自分のことを大切に思えること」
「自分自身をありのまま認めること」

といった感覚です。

自己肯定感が高い人・低い人というのは存在しますが、
自己肯定感が無い人というのはいません。

そして自己肯定感の高さは
こどもの気質や性格によって左右されるのではなく、
物事の捉え方や考え方・周囲の言葉がけによって
高くも低くも変化します。

まず、自己肯定感は2つに分けることができます。

一つは相対的自己肯定感

これは自分と誰かを比較する中で培われます。

例えば、「〇〇より勉強ができる」「〇〇より早く走れる」など、
誰かと比較することで自分に自信が持てるので、
比べた相手よりも自分が劣っていると思えば、
簡単に自己肯定感が下がってしまいます。

常に他人との比較において自分が優れていると確認しているので、
自分に自信を持ち続けることが難しいのです。

もう一つは絶対的自己肯定感

これは「自分が認められた」「自分を受け入れてもらえた」という
体験を通じて育まれます。

大切に扱われていると実感することで、
自分に自信を持てるようになります。

他人と比べることをしないので、
例え結果が伴わなかったり上手くいかなくても
そこに至るまでの過程に自分自身が納得していたら、
自信を失うことなく、自分のことを大好きでいられるようになります。

どちらの自己肯定感をお子さんに身につけてもらいたいかは
皆さん同じ思いですよね?

自己肯定感の高さは、
お子さんがこれから先の人生を幸せに生きていく上で
非常に重要となってきます。

次回は自己肯定感が高いと何がいいのか
その利点について詳しくお伝えしたいと思います。

体験レッスンは随時受け付けております。
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